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2009年3月 1日 (日)

ONE BY ONE

Beck 今更ですが、『BECK』(ハロルド作石 著)を読み終えた。
全34巻。

ちょう面白い。

音楽の世界をコミックで描くということ自体、発想はチャレンジだったと思うんだけど、1巻を読んだときから「そうか、音楽の部分は読み手にイメージさせるのか」とワクワク気分全開。

コミックだからこそ、読み手は自分の記憶の中に息づく最高のロックスターやロックバンドとシンクロさせつつ、強烈なストーリー展開で惹きつけられていく。ということは、もしかすると読み手によって思い入れは様々なのかもしれない。

僕らの年代だと、Sabbath、Zeppelin、Sex Pistols、なんかと自分の青春をシンクロさせながら、思い出しながら読んでいる人が多いかな?
もちろんQeenな人もいるだろう。

僕は・・・・・、Deep Purpleで(笑)。
んで・・・・、Xで(笑)。

で、この『BECK』、特に凄いのは、コユキ、レイ(竜介)、エディ、マットの軸が絶妙。この伏線がある故に、あり得ないようなサクセスストーリー(同時にピンチも)が成立していく。

最大の盛り上がりはアヴァロンフェスティバルを綴った第32巻。
33~34巻はBECKの将来を確かめつつ、エンディングに向けて静かに終息していく。
本編は、最終巻の中盤までだけど、外伝のエディの最後の一日がBECKの根底に走る最高の軸として添えられている。

このマンガもそうだけど、クリスティ作石氏は傑作「1・2の三四郎」を描いた小林まこと氏の影響を受けている(親交もあるようだ)。シーン随所にそれがみられ、小林まことファンは別の意味でも楽しめる。

というわけで、

いま、気持ちが乾いてむなしいあなたは、読むべし。
ピュアなひたむきさに感涙すべし。

ps: Dying Breed というバンドがあるのね。マットてメンバーがいて、「FireFly」を唱ったりして(笑)。ここで視聴できるし・・。

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